国志夢走

Visionを描き、自身の仕事や人生に誇りを持った人であふれ返る国をつくりたい。「みんながプロフェッショナルに出演できる」そんな社会が理想です。

【南アフリカ①】アフリカの先端、喜望峰を極める。

リアルタイムはペルー。だいぶ更新が遅れてしまいました。

ペルーは南米の国の中でもかなり物価の安いところで、味もいい最高の国です。

 

好きになる理由がよくわかる...明日はチチカカ湖に行く予定です!

 

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ナミビアのレンタカー旅を終えて、南アフリカケープタウンへ。

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有名なバス会社、インターケープのバスを選択。16:30に出発。

快適だと聞いていたのだがその通りで、シートがかなりいいしリクライニングも良い。

 

ただ、とにかく寒い!!

 

冷房がバカみたいに効いていて、冷蔵庫に入れられてるよう。

 

真夜中3時に南アフリカとのボーダーに到着。寝ぼけ眼でイミグレを通過する。

ここの荷物審査は結構厳しめ。

 

バスから降りて積み込んだ荷物も全て下ろした。

 

バスから見た日の出は幻想的だった。最近、日の出を毎日見ている気がする...

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テーブルマウンテンが見えてきた。もうケープタウンだ。

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信号機に新しめのビル、大都会だ。

 

バス停の周辺は日中についたからいいものの、夜遅くだと危ない匂いがした。

都会で綺麗な街並みに、五人に一人は目つきの怖い人が混ざっている不思議な光景。

 

 

宿泊先はCat and Moose、かなりいい宿だった。

物価はナミビアよりも下がったので、少し買い物もしやすいなと思った。

 

フライトは翌日の16時。本当に時間がないので駆け足のケープタウン滞在。

テーブルマウンテンにも登りたかったが諦めた。

 

宿で少し休憩してから、早速町歩き。

日が暮れるまでには宿に帰りたい。
 
到着した日だし、夜行バス明けなのもあり疲労は感じていたが時間がないのだ。
 
ケープタウンには寿司食べ放題のお店、Active Sushiという場所がある。
ここは予め調べていて絶対に行こうと決めていた。
 
朝もお昼も食べてない状態だったのでお腹は十分すかせている。5時半から店が開くらしい。
カイくんとはその時間にお店で落ち合う約束をした。
 
店が開くまでの数時間、モカさんとともにケープタウンをざっと散策することにした。
 
 
宿から歩くこと10分ほどで、カラフルな家が立ち並ぶボカート地区へ。
バックにはテーブルマウンテンが見えている。
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一番気に入った青いおうちで写真を撮ってもらった。
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続いてはウォーターフロントというモールへ。
調べてみたところかなり治安がいいとのことだったので歩いて向かった。
 
 
ところが、選んだ道が悪かったのか途中ジプシーが共同生活しているような空き地があったりと、かなり怖い雰囲気だった。
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こんな感じでボロボロの家もあったり。危ない匂いがプンプンしている。帰りは別の道を通ろう…
 
 
到着早々楽器の演奏がされていたりととても賑わっていて楽しそうな場所だとすぐわかった。
 
中には有名ブランドのお店とか、絶対美味しいだろうし高いだろうなってレストランが入っている。
やっぱり都会なんだ...治安悪いけど。笑
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入った瞬間、快適だなぁという自分の心の声をはっきり聞いた。
 
サバイバルとか大自然も好きだけど、なかなか変わるもんじゃないのかもしれない。
それでもこれだけ旅してきただけに、ちょっと悔しい。
 
海も見える。この先には南極大陸以外は存在しないのだろうか。
ここは喜望峰ではないけれど、それでも少しロマンを感じた。
 
 
明日の空港までのバスチケットをウォーターフロントの駅にてあらかじめ購入。
ICカードでタッチして改札を通ってバスを待つタイプ。カード代込みで85ランドだった。
 
 
オンタイムでActive Sushiに到着。こんな感じで創作のお寿司が頼める。
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多分三十貫くらい食べた。決して安くはないのだけれど、ガリもちゃんとすりおろされたわさびも出てくるのでクオリティは保証できる。
もはや、しょうゆが美味しい。ちゃんとキッコーマンでした。
 
 
初日はこれにて終了。明日は喜望峰に行ってから出国する。
 
ここで問題が。
喜望峰は基本的にツアーで行くことになるのだが、一日ツアーも半日ツアーも値段が大差なく、950ランド(7000円以上)ほどする。
 
交渉して、半日ツアーを二つ組み合わせて割り引いてもらい、僕は午前からの半日ツアーで抜けるというプランを立てた。
 
宿にいた日本人の老父婦お二人にも話を持ちかけてみて、相手が提示下最低人数以上の頭数が揃ったので申し込もうとしたのだが、電話が繋がらない。
 
 
最終的にUberみたいなタクシー配車サービスを使うことに決めた。
片道の値段と入場料から大体の予想金額を見積もったところ、ツアーよりもだいぶ安いことがわかったからだ。
 
 
 
翌朝、なんと雨。
このまま喜望峰に立つことなくアフリカの旅を終えてしまうのか…
 
かなりテンションが下がった。天気予報によるともう少しだけ待つと止むかもしれないとのことで待つことに。
 
Uberを見るとタクシーの値段が昨晩とは比べ物にならないほど跳ね上がっていた。一時、4倍くらい。
 
こんな金額到底払えない。
 
30分ほど放置していると値段が下がってきて、予定通りの費用になった。Uberなどの配車サービスのコスト設定の仕組みが少し見えた気がする。
 
sky scannerでも予約しようと思っている日時を何度も見ると値上がりしやすくなるシステムが組み込まれているらしい。
 
 
結局朝9:30前に雨の中配車を見つけてcape of good  hopeまで往復してもらう。10:50に到着。
 
フライト時間的にもあまり悠長にみている暇はない。
雨に降られながら喜望峰を目指して登る。
 
 
10分ほど登って先端に到達。
 
念願の喜望峰だ。
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雨で少し海はシケている。波が荒い。
 
ここが喜望峰でなければ、なんてことのない海の景色だろう。
 
ただ、ここは喜望峰なのだ。
アフリカの大地の端っこ、この先には南極しかない。
 
かつてバルトロメオ・ディアスが到達したロマン溢れる岬。
 
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先端の岩に足をかけた時、ブワっと達成感が溢れてきた。
 
 
僕はアフリカ縦断と呼べるコースではないかもしれないし、期間もそれほど長くはなかったかもしれない。
 
それでもずっと目的地にしてきた場所に到達できた!
 
その事実にただただ僕は「来れて良かった」と何度も口にしていた。
 
 
このアフリカ旅の多くの時間を共にしたカイくん、モカさんと共に看板で写真撮影。
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二人のおかげで安全に、楽しく、お得に旅をすることができた。
三週間近く共に行動しただろうか、多分この旅で一番長い。
 
興奮冷めやらぬまま宿まで帰還。
 
大急ぎで荷物を担いで空港へ向かう。二人と宿の方にお礼を言って、雨の中バス停へと走る。
 
 
無事チェックインに間に合い、次の目的地アルゼンチンへと向かう。
ケープタウンアンゴラ→ブラジル→アルゼンチンという飛行機3本の大移動だ。
 
大西洋を超えて南米大陸にいく。
この文章のスケールとは裏腹に、僕はアフリカ旅をやり遂げた達成感で少し燃え尽きていた。
 
 
みてみたい場所、行きたい場所は南米に確かにある。
でも少し、日本に帰っちゃおうかななんて気持ちが湧いた。
 
 
旅への高揚感を南米の大地が取り戻させてくれるのを期待しながら、トランジットをこなしていった。