【メキシコ②】赤いポンチョを装備して、RPGの世界へ。
再び旅のやる気が回復したところで、メキシコはグアナファトの街へ。
シティから少し北の街で、とにかく綺麗な街並みなことで有名である。この街でしたことはとにかくひたすら映えそうな景色で写真を撮ることと本場のお酒をいただくことだ。
派手な色の協会がこの街のシンボルだ。
そんなRPGのような世界でも少し歩くと現実に引き戻されるような光景があった。
抗議活動に参加している人に聞いたところ大学への不満からの行動だったそうな。大学の階段が綺麗な場所なのだが記念撮影できるような感じではなかった。
安いけれどとてもおしゃれで街並みにぴったりな宿にチェックインを済ませたら、早速本格的に町歩きだ。
狭い路地を抜け、急な階段をなんども登っていくと見晴らしの良い高台につく。
街を一望できるこの景色が今でも脳裏に焼き付くほど美しかった。
高台にいた日本人の大学生にかっこよく撮影してもらった。旅を広める学生団体のメンバーでカメラも趣味らしくいい感じの構図に。ペルーで買った赤ポンチョがマッチしていてお気に入りの一枚だ。アイコンにも使わせていただいている。
夜になっても街は綺麗。別の魅力が顔を出し、iPhoneを持ち歩いて散策をする。僕が歩いた中では治安は良いという判断。
煉瓦造りで縦に高い住宅街。石畳の道路から見上げるのがオツなのだ。
白黒にしても映える。
電話ボックスの横に立つおじさんが被写体として決まりすぎてて取らずにはいられない。ぜひグアナファトに訪問したら夜の街も散策してほしい。
サンミゲルデアジェンデというすぐ近くの街へ移動。
ブランチにパスタを優雅に食べてからバスターミナルへ。
サンミゲルも街並みが綺麗なところで、12月でキリスト教を信仰している国なのでクリスマスっぽい装飾がそこら中に施されている。
幸せそうなおじさんと孫の構図に癒されながらいつものごとく町歩き開始。グアナファトよりだいぶ小さいのですぐに歩きまわれる。
町一番の協会は独特な造形。
フォルクスワーゲンの歪んだナンバープレートまでお洒落にさせる。
カラフルな布が青空にたなびいている。
夜になるとこの通り。男一人で散策するには少し寂しさが募るようなそんな景色だ。
バーで寂しく本場のコロナビール。
人生でテキーラを初めて美味しいと思った。ショットグラスの一杯に塩とレモンをあてにするささやかな晩酌を楽しんで、床についた。