【アルゼンチン②】悪魔の喉笛が唸りをあげる!迫力満点、イグアスの滝。
リアルタイムはクスコ!マチュピチュのお膝元の街にいます。とても賑わっているし物価も安い...多くの旅人がペルーに惹かれるわけがわかります。
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10/28の15時に出発。だいたい五千円くらいの夜行バスでプエルトイグアスへと向かった。
お昼時までにはプエルトイグアスに到着した。
そのままバスターミナル内で翌日のイグアスの滝までの往復バスチケットを購入した。確か六百円くらいじゃなかっただろうか。
一件だけぐんと安い宿があったので、僕はそこに二泊することとした。
建物は確かにボロいものの、wifiも使えるし近くにはお店もあるので不満はない。
長時間移動の疲れもあったので少し宿でゆっくりしてから遅めのランチを食べに街を散策した。
いかにも観光で成り立っている街といった感じで、飲食店の価格帯は様々。ローカル向けのお店を探して入ることに。
食べてみたいと思っていた南米料理の一つ、ミラネサをオーダーした。
多少の違いはあるものの、簡単に言えば牛カツ。薄く切った牛肉をカラッと揚げていて、付け合せのレモンを絞っていただく。
これは確かに美味しかったのだが、もう少し食べたいということで追加したチキンのミラネサはそれをはるかに上回る美味しさだった。
アルゼンチン=牛肉と決めてかかるのはよくない。そういえばともこさんも、アルゼンチンは鶏も美味しいよ!と言っていた。
広大な大地を伸び伸び走らせて育てているからなのかな。
夕飯もアルゼンチンの主要な料理の一つ、アサードを食べた。
アルゼンチンの僕はつくづく肉食だ。
イグアスの滝は国立公園の中の一部で、その一部ですらかなり歩き回ることとなる。
どんなにざっくりみたとしても三時間は欲しいところだ。
チケットは800アルゼンチンペソ。先週は700ペソだったとある旅人に聞いたので、このことからもアルゼンチンの貨幣価値の上下が激しいことがよくわかった。
公園内のマップはこんな感じ。
まず最初に園内を走る電車に乗って、大外の悪魔の喉笛を目指すコース。その次に青色のアッパーコース、黄色のロワーコース、最後に左下の小さな滝を拝むおまけ。全てのコースを回った。
まるでテーマパークのアトラクションのように列をなして電車を待つこと数十分、ようやく乗車。
頑張って歩いている集団などもいる。気温は非常に高く、水しぶきでどうせ濡れるからと水着姿で歩いている人も少なくない。
僕も海パンで来ていた。
滝は絶壁から落ちるまでは川のようなもの。幅が広く、木々が茂っている様子はアマゾンのようだ。
そんなこんなでついに悪魔の喉笛に到達!
アルゼンチン側で最大のみどころは、近づくだけで軽い雨に降られたくらい水がかかる。
轟々と音を立てて流れ落ちる迫力は凄まじいものがある。世界三大瀑布を友人と僕の経験を合わせると制覇したことになるのだが、まちがいなくイグアスがNo.1だという結論になった。
後ろ髪をひかれつつも、後ろから大挙してくる観光客に押し出されるように悪魔の喉笛を後にする。
次は滝を見下ろせるアッパーコース。
イグアスのすごいところは魅力が滝だけではないところにある。
ジャングルと呼んでも差し支えない自然が、美しい鳥や野生動物の住処となっているのだ。
ハナクマっていう変わった生き物や蝶も見つかる。
アッパーコースのViewPointはこんな感じだろう。
悪魔の喉笛以外にも何本も滝が流れているのが飽きさせない。
細くて幾重にも分かれて流れる、どちらかというと日本的な滝まで備えている。
こんだけたくさん流れてるうちのごくわずかを日本では有難がって見ているんだと思うと、スケールの違いを痛感させられる。
ロワーコースも同様に自然を歩いていく。
思い描いていた通りの南米の楽園。
そして滝が流れ落ちる麓まで迫って記念撮影もできる。
滝壺へと突っ込んでいくボートツアーの様子なんかも見学できる。値段は四千円くらいだっただろうか。僕らは当日チケット完売で参加できなかったが、十分やる価値はあると思った。
もし参加するなら最初に券を買うことだ。
既にかなりの距離を歩いてきてヘトヘトだったのだが、ポーランド人のマックスはアマゾンでサバイバル経験もあるなど体力がすごい。
最後のおまけコースは往復で7kmあるということで躊躇したが、僕らも参加することに。
4cmはある巨大アリやトカゲが出てきた。
目的地である滝に到着。ここではみんな泳いでいて、僕も汗を流した。
滝修行なんかもした。日本のスタイルを他の国の人に見せつける。
ちなみに勢いがすごくて相当痛い。
ただこれで、イグアスの滝に打たれる滝行をしたことがあるよって言えるんじゃないかな。
本日の歩行距離は22.1km、33,361歩。
次回はパラグアイに入国します。