国志夢走

Visionを描き、自身の仕事や人生に誇りを持った人であふれ返る国をつくりたい。「みんながプロフェッショナルに出演できる」そんな社会が理想です。

【モロッコ②】青い町と白い街

リアルタイムはタンザニアザンジバル島

 

アフリカの楽園って呼ばれてるらしいです。まあダルエスサラームに長居するのを避けられると思えば確かに楽園かも...

 

ストーンタウンというイスラム教の雰囲気のある街並みは世界遺産でもあります! 

 

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それでは本編へ。

 

今回のモロッコ滞在は二週間。

フェズから反時計回りに進む。まずは端まで北上し、そこから西側を南下、最後に東に進んでワルザザードが終点だ。


迷宮都市フェズを出てから6時間くらいだっただろうか、青い町シェフシャウエンに到着した。


過去にインドでも青い街と呼ばれる場所に訪問している。ジョードプルという名前の場所。


あの時は確かに青いとこもあったが局所的だし、犬が多くてそれどころじゃなかった。

 


今回はしっかり青いのだろうか、そんな心配をしていた。猫がたくさんいる街で犬の心配がないのは最高だ。


バス停から宿までは結構距離があるが、当然のように歩く。山の中にある小さな村といった感じで、勾配に苦しんだ。


一泊しかしないから、宿に着いたら即散策。

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屋上から街を見ると標高の高いところにあるのがわかる。やっぱり僕は山派だ。落ち着く。


岩合光昭さんの世界ねこ歩きを思い出しながら、青の世界に染まったねこを撮る。

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観光客に頼んで僕も撮ってもらう。

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フェズで買った二百円の紫のシャツが背景にマッチしてる。


いい写真、SNSのアイコン確定だ。

 


途中ローカルなお店に入り、久しぶりに魚を食べた。カリカリに上がっているから全部いくのだろうと頭からバリバリ食べていく。

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下げられるお皿には綺麗に頭と骨が残っていた。それをみてから、身だけかじることにした。笑

 


青の町だからか、水で冷やされたオレンジの色が鮮明に感じる。

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ここに暮らす人は青の色覚が発達しているんじゃないかな?


観光地として確立されており、街は夜でも活気がある。ムスリムの国だから、ビールは見当たらなかった。

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次は少し北の街ティトワンへ。

ここは白い街と呼ばれていて、スペインのアンダルシア地方に住んでいた人々が作った街らしい。

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3時間で着いた。短いだけあり、30DH。

ちなみに毎回荷物を預けるのに5DH取られるが、しっかり荷物用のタグを発行してもらだたりするので必要経費だなと思える。盗難のリスクも減るしね。

 


ティトワンの宿もメディナの中なのだが、今回はフェズ以上に迷った。今回はGPSも入らないから自分の位置がわからないのだ。

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30分ほどバックパックを担ぎながら迷った。途中案内しようかと何度も声をかけられたが、これは確実にお金を取られるやつなので何ともない風を装って断っていた。

 

内心ヒヤヒヤしていた。通りの名前をヒントに何とかたどり着いた。

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主要道路を通りメディナの裏側まで迂回してからならすごく簡単に着いた。

最初その方がいいかなと思ったが、マップの案内で最短ルートがメディナを突っ切るだったので入りこんだがゆえのことだった。

 


急がば回れとはこのことだ。これ以降ずっと遠回りした。笑


今回の宿も屋上からの景色が良い。

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横のスペースにはプロポーズ大作戦と思しき装飾がされていた。


この頃の僕は思いっきり悩んで凹んでいた。自分の将来についての悩みだった。


生きるのに精一杯ってとこじゃない場所を旅していると、先のことに対する悩みを持つ余裕が出てきてしまう。


自分は何がしたいのかと自己嫌悪に陥っていた。この記事を書いている今はすごく前向きなので、引きずられて気持ちを下げないためにもこれより詳しくは言及しない。

 

気力と体力が肝心だ。


ティトワンでもたくさんのねこを見つけた。

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ここは特に多くていろんなとこにねこ団子ができていた。

 


ロッコの食事はバリエーションが少なく、タジンかポテトとハンバーガーかタコスって感じ。基本的にジャンクで栄養が偏ってる…

 


いつものごとく安めの値段のお店を見つけて入った。キッチンがない宿ばかりで自炊ができず、かといって外食毎回だと少し高い。


そんな状況で相席したムスリムの女性がおごってくれた。悩んでたのもあったから優しさがとても嬉しくて…

 


ロッコはやっぱりいいとこだ。その確信を強めて、僕はスペインのみえる北端タンジェへと向かった。