【モロッコ③】スペインを臨む港タンジェと大西洋を臨む港エッサウィラ
リアルタイムはザンビア🇿🇲
明日は世界三大瀑布の一つ、ビクトリアフォールを観に行こうと思います!
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白い街を飛び出して、ジブラルタル海峡の港タンジェを目指す。
そう遠くはないのでバスであっという間に到着した。
のだが、すごく変なところで降ろされた。
かなり市内中心部までは遠い。ただタクシーにはなんとなく乗りたくなかったので一時間以上歩くことにした。
タンジェの後はエッサウィラという港街にいく。かなり南の方なので距離がある。
バスで移動することも考えたがちょっとしんどい...
マラケシュという街までいき、そこから乗り換える必要があるのだがマラケシュも十分遠い。
マップではバス停から少し歩いたところに駅が表示されていたのでそこに向かった。
しかしそこは跡地で、新しい駅が建設されて別の場所にあるという...
同じく駅を目指していると思われる欧米人と話して確認。
もうひと歩きする。
黙々と歩くこと数十分、急に街が発展し始める。
駅前はかなり整えられているのだろう。
警察も巡回しているので安心。中に入りチケットを買いに行く。
どうやら一等車のみが寝台で、二等以下は座席らしい。
流石に寝転べないのはしんどいので贅沢に一等車を選択した。
前日でも買うことができてよかった。
海岸沿いの整えられた道をひたすら歩き、メディナの中の宿を目指す。
スペイン行きのフェリー用の港も海岸沿いの一角につくられている。
多くの旅人はこのタンジェから船でスペインに入ったり逆のルートを辿ったりする。
スペインはヨーロッパ編で飛ばしていたので行きたい気持ちもあったが我慢。
モロッコ恒例、宿の屋上チェック。
はい、文句なしです。タンジェの滞在中、多くの時間をここで過ごした。
タンジェの良かったことといえば、あとは猫が多かった。
ねこ団子の大量発生。
夜の11時には鉄道に乗る準備で駅に行く必要があり、晩御飯もかねて早めに駅に行っていた。
駅のご飯コーナーはエスカレーターを上がって二階にある。
上がるとマクドナルドが待ち構えている。
ここで買おうと思ったが、タッチパネル操作がめんどくさくて辞める。
曲がったところにもう何軒かお店がある。
シャッターが降りているのは日本食、おそらく潰れている。
結局一番角のお店でバーガーを注文した。
店員が優しくて、英語がわからないなりに一生懸命オーダーを取ってくれた。
ここのはモロッコのバーガーだ、アメリカじゃない!とマクドナルドに対抗意識を燃やしていた。
コスパもこっちの店の方がいいので、ぜひマクドをスルーして買ってあげてほしい。
大企業が全てを飲み込んでいく弱肉強食社会を目の当たりにしながらご飯を食べて電車を待った。
ほんとにマクドだけ流行ってる...
電車は4人で1部屋、上下二段のベッドが並んでいた。
僕は下の座席ということでラッキー。昇降がないから楽だし、荷物をしっかり管理してれば基本的に下がいいと思う。
残り三人は1組のカップルと男性。男性はどうやら隣の部屋に彼女がいるらしく、僕に変わってくれないかとお願いしてきた。
下だったら別に変わってあげても良かったのだが、彼女の席は上だったので断った。
僕はNoと言える日本人なのだ。
彼女がしょっちゅうこの部屋に遊びに来て、結局同じベッドで寝た(多分消灯してからしばらくして帰ったと思われる)ので四人部屋に二組のカップルwith僕という状態になった。
なんだろうこの敗北感は...
疲れていたので電気を消してからはすぐに寝れた。
それからしばらくして、勝手に入ってくる朝日で目を覚ました。いい朝だ。
マラケシュ駅に到着。
この街で一泊して、翌日国営バスCTMではなく民営のsupratourでエッサウィラへと向かった。
マラケシュはまた戻ってくるので、この日の内容は割愛。
エッサウィラではジョージアで出会った旅人の方と合流する約束をしていた。
その方とモロッコ人の友人二人の合計四人でAirbnbを借り、二泊三日。