国志夢走

Visionを描き、自身の仕事や人生に誇りを持った人であふれ返る国をつくりたい。「みんながプロフェッショナルに出演できる」そんな社会が理想です。

【モロッコ③】スペインを臨む港タンジェと大西洋を臨む港エッサウィラ

リアルタイムはザンビア🇿🇲

明日は世界三大瀑布の一つ、ビクトリアフォールを観に行こうと思います!

 

いつものお願いです!

ブログランキングに参加しています。

下の画像をクリックしていただいてから読み進めてください!

ランキングにつながり励みになります!

↓↓↓

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村

 

 

白い街を飛び出して、ジブラルタル海峡の港タンジェを目指す。

 

そう遠くはないのでバスであっという間に到着した。

のだが、すごく変なところで降ろされた。

 

かなり市内中心部までは遠い。ただタクシーにはなんとなく乗りたくなかったので一時間以上歩くことにした。

 

タンジェの後はエッサウィラという港街にいく。かなり南の方なので距離がある。

バスで移動することも考えたがちょっとしんどい...

 

マラケシュという街までいき、そこから乗り換える必要があるのだがマラケシュも十分遠い。

 

そこでタンジェ〜マラケシュ寝台列車を使うこととした。

 

マップではバス停から少し歩いたところに駅が表示されていたのでそこに向かった。

しかしそこは跡地で、新しい駅が建設されて別の場所にあるという...

 

同じく駅を目指していると思われる欧米人と話して確認。

もうひと歩きする。

 

黙々と歩くこと数十分、急に街が発展し始める。

駅前はかなり整えられているのだろう。

f:id:naoki9918:20191012162859j:image

警察も巡回しているので安心。中に入りチケットを買いに行く。

どうやら一等車のみが寝台で、二等以下は座席らしい。

 

流石に寝転べないのはしんどいので贅沢に一等車を選択した。

前日でも買うことができてよかった。

 

海岸沿いの整えられた道をひたすら歩き、メディナの中の宿を目指す。

 

スペイン行きのフェリー用の港も海岸沿いの一角につくられている。

f:id:naoki9918:20191012162929j:image

多くの旅人はこのタンジェから船でスペインに入ったり逆のルートを辿ったりする。

 

スペインはヨーロッパ編で飛ばしていたので行きたい気持ちもあったが我慢。

 

ロッコ恒例、宿の屋上チェック。

f:id:naoki9918:20191012162953j:image
f:id:naoki9918:20191012162949j:image

はい、文句なしです。タンジェの滞在中、多くの時間をここで過ごした。

 

タンジェの良かったことといえば、あとは猫が多かった。

f:id:naoki9918:20191012163021j:image
f:id:naoki9918:20191012163027j:image
f:id:naoki9918:20191012163031j:image

ねこ団子の大量発生。

 

 

夜の11時には鉄道に乗る準備で駅に行く必要があり、晩御飯もかねて早めに駅に行っていた。

 

駅のご飯コーナーはエスカレーターを上がって二階にある。

上がるとマクドナルドが待ち構えている。

 

ここで買おうと思ったが、タッチパネル操作がめんどくさくて辞める。

曲がったところにもう何軒かお店がある。

 

シャッターが降りているのは日本食、おそらく潰れている。

結局一番角のお店でバーガーを注文した。

 

店員が優しくて、英語がわからないなりに一生懸命オーダーを取ってくれた。

ここのはモロッコのバーガーだ、アメリカじゃない!とマクドナルドに対抗意識を燃やしていた。

 

コスパもこっちの店の方がいいので、ぜひマクドをスルーして買ってあげてほしい。

大企業が全てを飲み込んでいく弱肉強食社会を目の当たりにしながらご飯を食べて電車を待った。

 

ほんとにマクドだけ流行ってる...

f:id:naoki9918:20191012163131j:image
f:id:naoki9918:20191012163135j:image

電車は4人で1部屋、上下二段のベッドが並んでいた。

僕は下の座席ということでラッキー。昇降がないから楽だし、荷物をしっかり管理してれば基本的に下がいいと思う。

 

残り三人は1組のカップルと男性。男性はどうやら隣の部屋に彼女がいるらしく、僕に変わってくれないかとお願いしてきた。

 

下だったら別に変わってあげても良かったのだが、彼女の席は上だったので断った。

僕はNoと言える日本人なのだ。

 

彼女がしょっちゅうこの部屋に遊びに来て、結局同じベッドで寝た(多分消灯してからしばらくして帰ったと思われる)ので四人部屋に二組のカップルwith僕という状態になった。

 

なんだろうこの敗北感は...

 

疲れていたので電気を消してからはすぐに寝れた。

それからしばらくして、勝手に入ってくる朝日で目を覚ました。いい朝だ。

f:id:naoki9918:20191012163158j:image
f:id:naoki9918:20191012163154j:image

マラケシュ駅に到着。

 

この街で一泊して、翌日国営バスCTMではなく民営のsupratourでエッサウィラへと向かった。

 

マラケシュはまた戻ってくるので、この日の内容は割愛。

 

エッサウィラではジョージアで出会った旅人の方と合流する約束をしていた。

その方とモロッコ人の友人二人の合計四人でAirbnbを借り、二泊三日。

 

 

 
千明さんはカズベキの教会に行くときに同じバスに乗っていて、そこで少し話したくらいだったがここはモロッコ、日本人だしすぐにわかる。
初対面からとても美しい人ではっきりと覚えていた。都合のいい脳みそである。
 
ロッコ人の二人はセネガルに留学している医学生で、今は休みでモロッコを旅しているとのこと。
彼らが交渉をしてくれたおかげで色々安く楽しむことができたり、ご飯をご馳走してもらったりと本当によくしてもらった。
 
エッサウィラは大西洋に面した漁港の街。大量の船が停泊している。
f:id:naoki9918:20191012163233j:image
まずはかつての砲台が残る沿岸部を散策した。
周囲を海に囲まれているので、かなり寒い。浜風を受けながら砲台の上に立つ写真を撮ってもらった。
f:id:naoki9918:20191012163254j:image
f:id:naoki9918:20191012163302j:image
f:id:naoki9918:20191012163258j:image
我ながらなかなかいい写真だと思う。冒険感がするし、曇天がいい味を出している。
 
また、モロッコに来てからしばらくお預けをくらっていたお酒も飲めた。
イスラムの国なのでお酒はあまり流通していないのだが、それでもローカルビールは存在する。
f:id:naoki9918:20191012163316j:image
僕が試したのは二種類で、カサブランカとSpecialというもの。他にもあるらしいがかなりまずいらしい。
 
この二つがとりわけうまいかと言われるとそこまでだが、やっぱり久しぶりに飲むと美味しい。
 
 
昼食はとれたてのイワシを塩焼きにしてもらった。
かなり安くて、三十尾のイワシで1ドルだった...一尾いくらなんだろう。
一回の食事でこんなに魚を食べたことはない。
f:id:naoki9918:20191012163339j:image
f:id:naoki9918:20191012163344j:image
ずっとファストフード続きだったので余計に美味しく感じた。魚最高だ。
 
千明さんは毎回漁港に来ると生で貝を食べていた。
最終日は僕も我慢できなくて生牡蠣、生トコブシ、生ムール貝を食べてみた。めちゃくちゃ美味しい…
塩っぽいのとレモンの酸味が絶妙に合うのだ。
f:id:naoki9918:20191012163400j:image
海の幸がたらふく食べられて幸せだった。
 
 
この街は魚がこれでもかというくらい獲れるので、猫がみんな太っている。
他の街の猫は痩せ細っていたのに、ここでは足が一本ない猫ですら丸々と太っていた。
f:id:naoki9918:20191012163444j:image
f:id:naoki9918:20191012163441j:image
f:id:naoki9918:20191012163437j:image
エッサウィラは猫にベーシックインカムが支給されているようだった。納税は人々への癒しかな。笑
 
漁港以外にもバギーで砂浜を走行した。
f:id:naoki9918:20191012163524j:image
f:id:naoki9918:20191012163527j:image
原付すら運転したことなかったのだが、すぐに要領を得てハマった。斜面を駆け登ったり海岸沿いに疾走してリフレッシュができた。
 
最後の夜はbarでビールをご馳走になった。
f:id:naoki9918:20191012163610j:image
実はこの夜、日付が変わったタイミングで、僕は22歳の誕生日を迎えたのだった。
f:id:naoki9918:20191012163633j:image
四人の旅はエッサウィラでおしまい。マラケシュへと戻り誕生日の1日を過ごすこととなった。