【モロッコ①】アフリカ大陸編スタート!迷宮都市フェズへ
リアルタイムはキリマンジャロ。
登ることなく、コーヒーだけ飲んで景色を拝んで首都のダルエスサラームに向かってます。
凶悪都市と呼ばれているので怖い...いのちだいじにで。
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それでは本編。今回からアフリカ大陸編です!!!
モロッコ行きの飛行機を待っていると、日本人の女の子二人組に出会った。
話を聞いてみると同い年で、ヨーロッパを旅行して最後にモロッコに行くのだという。
モロッコは旅先として人気が出てきていると聞いていたが、早速イギリスからモロッコのフェズというマイナーな路線で日本人に会うとは思わなかった。
飛行機がフェズ空港に到着。
想像よりしっかりしている。窓口のATMサービスを利用したらかなり手数料を取られた。ノーコミッションとは…
自分の旅レベルの低下を早速感じさせられる。ヨーロッパはなんだかんだ便利だから、過酷な移動はしたがバックパッカースキルが錆び付いたのかもしれない。
空港から市内まではタクシー以外にバスがあるという。少し離れたバス停まで空港で出会った2人と歩きバスに乗った。小銭がなかったので彼女たちに助けてもらった。2人はフェズには止まらず青の街シェフシャウエンに行くという。
CTMという国営バスの乗り場で降りていった。
僕はそのまましばらくのりONCFという鉄道の駅で降りる。
この駅の中でSIMを購入。駅近くのローカル店でお昼ご飯を食べた。プラスチックの椅子に空調がファンだけの熱い店内。味は悪くないが粗雑な料理。
久しぶりだこの感じ…途上国にきたな、旅が始まったな!そんな胸の高鳴りを感じずにはいられなかった。
僕の宿はメディナと呼ばれる旧市街の中にある。今いる新市街からは遠いのでタクシーを捕まえて向かう。値段交渉も久しぶりだ。
案の定少し負けて運んでもらう。
モロッコの通貨はディラハム。11倍すると円になる。確か20ディラハムほどで旧市街まで運んでもらった。
門をくぐりメディナに入ると人がたくさん。ボロい屋台がずらり、入り組んだ通路が続いている。
フェズは迷宮都市と呼ばれていて、網目のように路地が広がっている。
この中から宿を見つけられるのか…
地図に従って歩いてみると宿の看板が。順路を示してくれている。マップには存在しない道がいくつもあり、この順路がなければなかなか到達するのは難しかっただろう。
フェズの宿に到着。
いわゆるリヤドと呼ばれる建物。清潔感もあり六百円ほどで泊まれるので満足。入り組んだメディナにあるため、景色を見るためか屋上が整えられている場合が多い。
この宿も例に漏れず、屋上からの景色が気持ちいい。
ヨーロッパの後なこともあり何もかもが安く感じる。
物価が安いと気兼ねなく買い物ができるから幸せだ。
同室にはなんと日本人の教師の夫婦が。5人のドミトリーなのだが翌日日本人のカップルが来てまさかの日本人部屋と化した。
モロッコはやはり人気な旅先なのだ。カップルの2人とはモロッコの旅中あと2回出会うことになる。旅の縁は不思議だ。
次の街シェフシャウエン行きのバスを購入し、いざ迷宮探検。
細い路地を観光客や現地人が行き交う。狭いのに馬を使って荷物を運ぶもんだから、僕は馬のお尻を追いかけて歩かなくてはならなかった。
途中ローカルが集まっている場所があり、そこでスープを飲んでみた。あっさりした味。どこで食べても付いてくるこのパサパサするパンをつけながら食べた。5DHと安い。
宿に戻って男性陣三人で、モロッコ版垢すりのハマムというところに行くことに。断じてエロいとこではない。真逆もいいところだ。笑
宿のオーナーに連れられ、いろんな人にバトンタッチされながら到着。
サウナのような熱気があり、海パン一丁で中に入る。するとスタッフのおじいちゃんとおじさんが待ち構えていた。
男三人、床にうつ伏せになる。
お湯を組んでかけられ、石鹸を塗ってもらい、専用の布手袋のようなもので擦られる。
よくわからん場所で、おっさんに体を擦られるというシュールな光景…
最初は抵抗があったが、ジャンジャン垢が出るし痛気持ちよくなってきたり面白かった。
ほんと練り消しみたいなかんじ…(汚くてすみません)
センセーショナルな記憶となった。
旅で1番綺麗な体だ。
その後はバスのスタッフが教えてくれたお店でみんなで夕食をとった。初めてのタジン鍋はレモンの風味がきいていてすごく美味しかった。
宿は朝食付きでフェズ最後の朝もこんな感じで円卓を囲む。
朝10時のバスで僕は1人青の街へと向かう。
短い時間だったけど楽しい時間を過ごした皆さんとお別れ。インスタを交換し、互いの旅の様子を共有することにした。
モロッコ旅、上々の始まりだ。
次回、青い町と白い街。