国志夢走

Visionを描き、自身の仕事や人生に誇りを持った人であふれ返る国をつくりたい。「みんながプロフェッショナルに出演できる」そんな社会が理想です。

【イスラエル①】ご縁のご縁のg...エルサレムに導かれて

 

リアルタイムはチェコの首都プラハにおります。到着した日だけ、なぜか前から宿がどこも高くて飲食店で一夜を明かしています。

 

夜行バス続きでさらにこれは大変…

 

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エルサレムでは実際こんな明るい表情だったのだが、実のところ行くまではかなり不安だった。
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イスラエル行きのフライトは手荷物検査が念入りだった。
搭乗口の前で再度荷物をスキャンされて、靴を脱いでボディチェックまで。
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靴を脱いだのは初めてだ。少し緊張した。やはりイスラエル、治安が悪いのだろうか?
 
日本でのイスラエルのイメージはテロとか危ないってイメージが強いと思う。
この検査でちょっと怖いなという気持ちが強くなった。
 
 
 
そんな不安を和らげるほど、到着したテルアビブ空港はかなり広くて綺麗だった。
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エルサレム行きのバスに乗りセントラルバスステーション。そこからトラムでCity hall駅で降りて予約している宿に到着。
 
 
エルサレムの宿の名前は”post hostel”
一泊色々割引とかで1,700円しないくらいで泊まることができた。
とりあえず2泊だけ抑えておいた。
 
エルサレムの宿はどこも高くてこれでも最安値くらい。
朝食もついててかなり綺麗で居心地が良かったのでオススメだ。
 
 
宿が高いと書いたが、ご飯もだしとにかく物価が高いのだ。
どれくらい高いかというと日本と同じか食品だと少し高いくらい。
 
 
以前書いた通り金欠なので、この調子ではエルサレムで生活することは不可能だ。
なんとかする必要がある。
 
 
イタリアでの友人との合流までまだ日は長い。
一捻りがないと無理だ。
 
 
物価が高いことはあらかじめ調べていたが、それでもイスラエルに来たかったのは宗教上重要な土地であり、社会問題も抱えているこの国を少しでも知りたいと思ったからだ。
 
 
以前一度だけイベントであったイスラエルに留学している知人と連絡を取ってみると、宗教やこの国のことを知るにはとにかく現地の人と話すことだとアドバイスしてくれた。
 
そして現地の友人をたくさん紹介してもらった。
 
 
連絡を取ったところ3人返信をくれた。
二日後の日本から来たクリスチャンの方とヘブライ大学の学生との交流機会に呼んでもらった。
 
そしてつないでもらった人の友人に翌日の夜に泊めてもらう約束をした。
(もうこの時点で最初に連絡を取った知人とは面識のない人になっていた。)
 
 
カウチサーフィンで4日目の夜泊めてくれる人が見つかった。
 
 
これで5日間は寝床の目処がついた。
 
 
イスラエル初日は旅の疲れもあったりで、この一連のやりとりで終わり。
 
水分補給が足りてなかったのもあり頭が痛かったのですぐに就寝。
 
 
 
我ながらよくやったと思う。
 
 
翌日、バスに乗ってヘブライ大学へ。
招待してくれたゲルマンという男性とwhat’s upで連絡をしながら待ち合わせ場所に到着。
 
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そこには日本人の方が十数名と、日本語を勉強しているヘブライ大学の学生が同じくらい集まっていた。
 
 
おもちやおにぎりを一緒に食べながら話をすることができた。
 
 
三年生くらいだと本当に日本語が上手。
世界大学ランキングも20位以内と東大よりも高い…
 
本当に賢いんだろうなぁ
 
 
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昼過ぎまで交流のイベントでそれまでの活動報告(この方々はすでに二週間ほど滞在していて、北部でのキャンプから帰ってきたところに僕がお邪魔させていただいた)や賛美歌の合唱をした。
 
 
 
 
そのあとエルサレムの旧市街を観光。
 
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ユダヤ教の聖地、嘆きの壁では熱心にお祈りする正統派ユダヤ教徒の姿を見ることができた。
 
寝てる人もいたけれど。笑
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僕も壁に手を当てて思いを馳せてみた。
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彼らはどんなに暑い日であろうとこの黒いスーツと帽子、長いもみあげを欠かさない。
彼らの仕事は神に祈ること。
 
選民思想をもつからかもしれないけれど、どこか近づきがたい雰囲気がある。
 
 
 
 
 
 
...そう思っていたのだが、若い人たちはそうでもないらしい。
 
 
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思い切って一人の青年に写真を一緒に撮って欲しいと伝えると、連れが続々と押し寄せてきてこんないい写真を取ることができた。
 
 
別れ際にwelcome Jerusalem!と歓迎してくれたのもすごく嬉しかった。
もともと遠い存在だと思っていたGapも合わさってひとしおだ。
 
 
 
 
道中、イスラエルに長期で滞在していた牧師さんにたくさん質問をした。
ユダヤ人とパレスチナ人について、信仰宗教の特徴や文化などを教わった。
 
 
ユダヤ人=ユダヤ教ではないこと、キリスト教徒が1%ほどいる、アラブ人とよく呼ばれているのはパレスチナ人のことetc...
 
一度しっかり整理して頭に入れておかないと街を見ても感じ方が違っただろう。
 
 
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この建物の東門はパレスチナ人が封鎖している。
 
言い伝えによるとキリストが東の門から蘇ると言われていて、それを恐れたムスリムパレスチナ人が閉ざしているのだという。
 
 
キリストを信じていないのならばその言い伝えを恐れる必要はないのだが。
ちょっとした矛盾を孕んでいる。
 
 
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この写真の一帯がお墓で、バスの道路を境に上下でユダヤ人とパレスチナ人のものに分かれている。
 
こういった一場面からも分断を感じることができた。
 
 
 
自分一人で観光しているだけでは確実に知ることができなかったこと、考えることのなかったことを経験できたのはすごくツイている。
 
 
”神の導き”というものなのかもしれない。
 
 
 
 
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最後はマーケットに行ってフィッシュ&チップスを買って公園で食べる。
 
ご馳走になってしまった...ありがとう泣
 
 
初対面の飛び入り参加で、キリスト教徒でもない僕を暖かく迎え入れてくださったみなさんに本当に感謝。
 
おかげさまで滞在二日目とは思えないほど濃い時間を過ごすことができた。
 
 
友人の友人の友人という薄いご縁を手繰り寄せなければ今日の1日はなかった。
 
 
本当に旅の出会いは不思議で、偶然で、でも運命なのかもしれない。
 
予想を超えた出来事こそが旅の醍醐味なのかもなと思った。
 
 
 
明日は岩のドーム聖墳墓教会へと向かい、友人の友人の家に泊めてもらいます。