【イスラエル③】死海で浮いて本読んで、パレスチナ自治区でキリスト生誕の地とバンクシーを拝む。
トリュフやらフォアグラやらが有名らしいですが、貧乏旅には縁のない話。
名物のパプリカライスで満足です。
今回の旅では中欧、東欧は残すところセルビア・コソボのみとなりました。
隣接しているのにどの国の街並みにも特徴があって面白かったです。
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それでは本題へ。
今日はベツレヘムへと向かう。
またバンクシーの絵がいくつか隠れていることでも有名だ。
時々戦闘行為も行われている。
ダマスカス門の近くのバス停から一本でいくことができる。
ベツレヘム市内中心部まで行くバスに乗ろう。
他にも観光客が何人も乗っていた。少し安心。
行きのバスは情報通り、検問に引っかかることなく市内に入ることができた。
帰りは検問があるのでパスポートは必携だ。
まずは生誕教会へ向かう、十数分歩く必要がある。
街中はエルサレムとは打って変わり少し雑多でゴミも落ちている。
アラブの国って感じがする。地理的にみてもどちらかというとアラブ。
ヨーロッパぽく感じたエルサレムの方が珍しいのかもしれない。
服に10と値札が貼られている。
結構安い。
どうやら物価はまるっきり別の国なようだ。
1/3くらいの物価な気がする。
ここが街の中心部。
汗だくになりながら生誕教会に到着。
入り口は敵の攻撃から守りやすくするためにあえて狭くつくられているのだとか。
(近くのガイドに聞き耳を立ててみたらそんなことを言っていた。僕のリスニングなので間違っているかもだけど)
中はかなりの人だったが、数分待ったらキリストの生まれた穴に入ることができた。
ここでれきし的偉人が誕生したのか。
たった数年間の布教活動が、死してなお二千年以上多くの人に伝わっているだなんて奇跡だ。
これでキリストの生まれた場所と葬られた場所の双方に行ったことになる。
僕はキリスト教徒ではないが、どこか感慨深いものがある。
次はバンクシーアートを探しに散策。
でかでかと展示されているようなものではなく、ひっそりと描かれているらしい。
また場所も点在していて一苦労。
どうもバンクシーアートを巡るタクシーツアーがよくあるようだ。
これとこれとこれの絵を見て戻ってくるのにいくら!みたいな感じだろうか。
もし本当にバンクシー好きで全て見たい!ってことであれば利用する価値はあるだろう。
実際に僕はネットでバンクシーアートの位置情報をまとめたサイトを参考に街歩きをしたが、一つしか見つけることができなかったからだ。
また結構な距離を歩く必要があり、観光地でもなんでもないところにあるので少しひとけが少なくて怖くもあった。
日中だと特に問題は起こらないだろうが、心配な人はタクシーに乗ろう。
気温も高く、ぬるくなったペットボトルの水を飲みながらやっと見つけた絵がこちら。
バンクシーアートの中でも有名なやつだと思う。
この絵も最初は近くまで来たのだがどこにあるのかわからなかった。
たまたまタクシーで来ている人がいて、こっちだよと呼んでもらったおかげで見つけることができた。
ガソリンスタンドの側面の壁に描かれていた。
絵と同じポーズでパシャり。
タクシードライバーに撮ってもらった。
相乗りさせて欲しかったがそううまくはいかず...ブーンと先ゆくタクシーを重い足取りで追ってエルサレムに帰るバス停へと戻った。
帰りは検問でバスが停車。軍人がパスポートチェックを行ってから通過できた。
思ったよりスムーズかつゆるめだったので、今はそんなに関係が悪くないのかな?
翌日、宿で声をかけられたYさんと一緒にエジプトはダハブを目指し出発。
ここまではイスラエルで、この先に国境があってエジプト領に入っていくこととなる。
途中で死海に寄ることができるようなので、
バスはセントラルバスステーションから出ている。
チケットはバスで直接運転手からも買えるはずだ。
バスが走り出してしばらくすると、イスラエルはアラブの国なのだと思い出させられた。
窓からの光景がまるで火星のように何もない、乾燥した大地なのだ。
ちゃんと道路、電線が繋がっているのが不思議でならない。
二、三時間走行しただろうか。目的地に到着した。
エンボケックからだと無料で死海に入れるフリービーチに行くことができる。
簡単な更衣室と水の出るシャワーはあるので、水着さえあれば入れる。
僕はパンツで入った。
ここでよく聞かれる二つの質問に回答すると
Q.死海って浮くのかな?
→A.わりとちゃんと浮きます。
Q.本読めるって本当?
→A.やってみましょう。
読めたけど、陸で読むほうが首が楽です。
Q.死海ってしょっぱいのかな?
→A.しょっぱい通り越して超苦い。舐めるとかじゃない、付けるで十分やばい。
目に入ったら最悪失明すると思う。髪から垂れてきたのが入っただけでつらい...
他にも
- かなり気温も高く乾燥しているので、すぐに喉が乾く。
- 塩分が濃すぎて傷や皮膚が薄いところはヒリヒリする。
- 浮力が強いので犬かきでどこまでも行ける。
- 溺死する心配がほぼない。めちゃ頑張らないと多分無理w
こんな特徴があった。
よく水で洗い流して、エイラート行きのバスへ。
隣の席の軍人さんがとてもかっこよかった。
喜んで食材を買って料理。
一泊だけして、明日はエジプトへと向かう。
なんとシナイ半島のみであればエジプトはビザが不要!
次回、入出国税と国境からダハブ行きのバス運賃を用意していざ国境越えへ!