国志夢走

Visionを描き、自身の仕事や人生に誇りを持った人であふれ返る国をつくりたい。「みんながプロフェッショナルに出演できる」そんな社会が理想です。

【エジプト②】ダハブ沈没注意!竜宮城もほどほどに。

リアルタイムはコソボの首都プリシュティナにいます。

どこやねんって人が多数、コソボわかるけど首都は知らんわって人が大多数かと思います。

 

コソボバルカン半島セルビアの南にあります。

この表現が正しいと言えるかは難しいのですが...

 

というのもセルビアコソボを領土の一部だと主張していて、コソボは独立を宣言しているという複雑な状況なのです。

 

国として認める国、認めない国の双方が存在しています。

 

それでも第一次世界大戦ユーゴスラビア紛争などヨーロッパの火薬庫と言われるバルカン半島が随分旅しやすくなっている事実に、少し世界が平和に近づいているのではないかと思わされます。

 

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ダハブに滞在を決めた理由を再度振り返る。
 
イタリアで友人と合流するまで、残りわずかな所持金で過ごす必要がある。
→物価が安い場所で沈没したい。
→ダハブってところがイスラエルから陸路で行けるし、物価もかなり安いらしい。
→さっさといってギリギリまで粘ろう!
 
というわけだ。
 
つまりダハブは"残りの所持金で一定期間生活すること”が目標となる。
 
 
物価の安いリゾートで一週間近く過ごすとなるとどうなるか?
 
徹底的にダラダラ、悠々自適な生活になるに決まっている!
 
ということで一週間という短くはない時間だが、サクッと要約してダハブの日々をまとめてしまうことにする。
律儀に毎日を綴っても読者は退屈だろう…笑
 
 
 
まず、ダハブの朝は遅い。
夜が遅いから朝は遅い、必然だ。
 
 
寝るのは大体2時前、起きるのは10時頃。
この時間になる理由がある。決して僕が怠け者だからなわけじゃない、多分。笑
 
 
理由1飲食店の営業時間
ダハブの飲食店はモーニングのあるところも少なくない。
 
だが、そのほとんどが所謂日本の通勤通学前に食べる朝食の時間には空いていないのだ。
店によっちゃ9時とかでも怪しいんじゃなかろうか、それはもはやモーニングではないのだが…
 
そのぶん夜は遅いとこだと3時くらいまでやってたりする。
それだけ遅くまで営業したらそりゃ朝開けれないよね、うん。
 
お店の営業時間に順応すると自然とそうなるってわけだ。
 
 
理由2 宿の冷房が動く時間
泊まっていたディープブルーにはありがたいことにエアコンがある。
そのエアコンは寝苦しくないようにと夜10時〜朝10時で稼働しているのだ。
 
これはつまりどういうことかというと、朝10時までは寝てるでしょうってことだ。(強引
そんなご好意を無下にするわけにもいかないのでなんだかんだ10時過ぎて寝苦しくなるまで寝ているのだ。
 
 
以上だ、必死の弁明を聞いてくれてありがとう。
 
 
まあリゾートなんてダラダラするためのところだと思うので本当は取り繕う必要はないのだけれど。
 
ダイビングライセンス取得を目指す人たちは、なんだかんだ1日何本も潜るし筆記試験のために勉強もしなきゃで実は忙しい。
 
 
ライセンスを取る予定のなかった僕はそのぶんさらにフリーダムだったとも言える。
 
 
起きている時間の使い方は以下の通り。
 
10:00~軽く筋トレとかストレッチ
10:30~シュノーケルを借りて海で泳ぐ
12:00~お昼ご飯
14:00~また泳ぐ
15:00~休憩、ちょっと寝たりする
17:00~ブログの下書きをしたり読書したり
19:00~晩御飯食べる
20:30~大富豪して遊ぶかシーシャ吸いに行くかお酒飲む
 
日によってズレたりするし、泳がない日もあったけど大体こんな感じだ。
 
毎日食べて寝て泳いでしかない。ストレスフリーな日々だった。
むしろこんなのでいいのかと心配になったくらい...
 
これはマンゴーマンゴーっていう有名なスイーツ
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ご飯は安いしお店もたくさんあるので、次はどこで食べるかを考えるのも楽しい。
 
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どこもボリュームがすごい。ここで体重を少し戻せた気がする。
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ずっとエジプシャン料理だと飽きてしまうのだが、なんと一軒だけ日本食があるのだ。
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これでご飯に悩むこともない。
 
 
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エジプト美女もいる。なんと自分よりも年下だ、大人っぽい…
 
本当に竜宮城のような気がしてくる。
 
肝心の海なのだけれど、本当に綺麗。
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紅海はこんなにも美しいのに、取り囲む人々が争っているせいで多くの人に見られることがないなんてなんだかなぁ。
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いや、人が来ないから綺麗なのかな?どっちにしろ物悲しい。 
 
浜辺からすぐ近くでも透明でサンゴや魚がいっぱいいる。
 
想像以上のクオリティだった。ダイビングせんでもええやんって思ってしまうくらい。
 
 
 
そんな竜宮城生活にも終わりはくるもの。友人との合流地点、ローマへ向けて旅立つ日が来た。
 
ダハブに行くならちゃんとoutのチケットも取っておいたほうがいい。じゃないと永遠に過ごせてしまう。
 
Yさんのおかげでより楽しい時間を過ごせた。旅の友は貴重だ。
 
 
空港はダハブから割と南に下がったシャルムエルシェイクという都市にある。
 
ここまでダハブから割と時間がかかるのでしっかり調べて時間に余裕を持っていきましょう。
 
僕の場合は真夜中2時の飛行機なので時間は余裕。
むしろ真っ暗で治安とか怖いので早くつかざるを得ないといった感じだった。
 
 
ダハブのセントラルバスステーションまで行き(この時点で結構遠い)、そこでバスを待つ。
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廃墟っぽくてちょっと怖いね…
 
バス一本でシャルムエルシェイクまで行ってくれるのだがここでまた面倒なことが。
 
バスの泊まる場所と空港までは16kmも離れているのだ。歩くことは不可能!
ということでせっかくバスに乗ってきたけど最後はタクシーに乗らざるを得ません。
 
 
交渉してしっかり相場で乗車。空港行きのバスもあるのかもしれないが、僕は見つけることができなかった。
 
 
 
ダハブの道路はややこしいことにUターンがなかなかできない。ある程度遠回りしたところでようやく曲がれる道があってUターンをする。
 
なので地図だけ見ていると逆方向にどんどん行ってしまう気がして不安になるのだ。
 
 
無事に空港に到着。
入り口にはしっかり検問が張られているので素通りはさせてもらえない。
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チケットやパスポートを見せて通過する。タクシーは空港の中でなく検問の外側までで頼もう。
値段が変わってしまうし、徒歩1分で着くので。
 
 
飛行機まで随分時間があるが、空港内は本当になんもない。
エジプトポンドが余ってしまったので両替をしたかったのだが、ポンドに変えることはできるが逆は無理だという…
 
自分とこの通貨くらいちゃんと変えてくれよ…
 
ダハブじゃ多分どこも無理。ぴったり使い切りを目指しましょう。
 
奥の手で空港の外で荷物を運ぶ仕事をしている人たちに話しかけて、いくらかユーロに両替してもらった。
 
 
残念ながら少ししかユーロを持っていなかったので600ポンドほど残ってしまったが、両替のレートが相場よりも良かったので気分がいい。
 
 
 
あとはひたすら寝過ごさないかの勝負だった。
アラームを細かくセットしながら長椅子で横になる。
 
一本目の飛行機でイスタンブールまで。
 
 
到着したら寝ぼけたままトランジット。ローマ行きのとこまで荷物検査をこなしながら進む。
 
我ながらもう搭乗には慣れたものだなぁと感じた。
 
 
 
待ち時間でまた仮眠。起きた時に足が痺れて立ち上がれず、まるで生まれたての子鹿...
 
イスタンブールでも両替を試みたがエジプトポンドは受け付けておらず…どんだけ価値低いねん
 
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そんなこんなで飛行機2本でローマに到着、ヘトヘトだ。
 
 
ローマの空港ではなんとエジプトポンドを両替することができた。
空港はレート悪いんじゃないかって思うかもしれないが、むしろ空港くらいでしか変えてくれません。
 
だいぶ目減りしたけれどまあ良しとしよう。
 
 
予約している宿までたどり着かねば…
 
 
ローマはフィウミチーノ空港から、ローマ市内メインのテルミニ駅まで行くバスに乗車。
チケット購入はクレカOK。ヨーロッパ入りしてからクレカがかなり使えるようになり便利…
 
バスの車窓から街を眺めていると意外と街中落書きだらけ。治安の悪さが伺える。
テルミニ駅周辺はスリが多いとも聞いていたので、今一度持ち物の管理に気をつける。
 
 
昼1時ごろ、宿について友人と合流。
カード受け取りに成功、これでついに資金難から脱却できた…旅続けられるぞ!!!
 
 
次回からヨーロッパ編
アジアのノリで旅をしようとしたら痛い目に遭いましたとさ!