国志夢走

Visionを描き、自身の仕事や人生に誇りを持った人であふれ返る国をつくりたい。「みんながプロフェッショナルに出演できる」そんな社会が理想です。

【ジョージア①】トビリシを満喫するはずが...旅一番のトラブル発生。

この記事はエルサレムで書きました。昨日と今日は安息日で、街はまるでゴーストタウン。
 
静かなエルサレムもいいね。
 
気に入ったエルサレムも明日出発。
死海寄った後にエジプトの方まで足を伸ばします!
 
 

 

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寝台列車が9時半にトビリシに到着。予約していた宿までは地下鉄でいけるみたい。
両替所を探して現地通貨を入手。
 
前に旅先であった人に地下鉄のICカードをもらっていたので簡単に乗ることができた。
かなり地下深くに線路があるのでエスカレーターが急で長い。
大江戸線くらい深い。
 

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車両は赤色で扉の締まり方がかなり強め。気をつけないと簡単に挟まれる。
 
 
目的の駅、Avlabariに到着。
旧市街の近くで結構いい立地だと思う。
 
宿で荷物を置いて少しゆっくりしてから、遅めの昼食を食べに街へ!
 
 
ここで簡単にジョージアについて紹介。
 
 
ジョージアは最近までグルジアと呼ばれていた、旧ソビエトの一部だった国。
 
通貨はラリ、1ラリ40円しないくらい。ちなみに次の国トルコはリラ。
結構ややこしい。
 
比較的物価が安くて、特にワインが人気。
他にもヒンカリ、ハチャプリといった美味しいジョージア料理がいくつもある。
 
安くて綺麗な街並みを楽しむにはもってこいの国だと思う。
 
 
 
僕が注文したのはこちら。

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一人だとお腹いっぱい。誰かときてシェアできるとなおよし!
ガーリックのスープに鶏肉がドーンと盛られている。これが10ラリ。
あとはパンとブドウのレモネードで二つ合わせて5ラリ。
 

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キリスト教の国で、いたるところに教会がある。
 
 

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中心には川が流れていて、
 

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ルパンの車が走っていそうな綺麗な道路。
 
 
 
多分多くの旅行者は楽しいと感じるのだろうが、正直僕にはジョージアはハマらなかった。
 
 
 
最近人気急上昇中な国なこともあり期待値が高かったのもある。
 
物価は確かに安いが、想像してたほどじゃない。アジアから来ていたから物価自体は安いとそこまで感じない(クオリティはさておき)。
 
 
ただ何よりも今回のタイトルにあるトラブルがこの国にいるときに起こってしまったのが原因だろう。
 
悩み事にマインドシェアを割かれていて、楽しく観光をする気になれなかった。
 
 
 
トラブルというのが、この旅でメインで使っていたクレカの乗っ取りだ。
 
 
何気なくマネーフォワードで予算を確認していたら見覚えのない出費が。
17万...?
 
明らかに自分の利用ではなかった。
 
そこから対応に追われることになる。
カード会社に電話するにも海外からは馬鹿高い。コレクトコールという手法が一般的なのだが、自分の安宿にそんなサービスはない。
近くのホテルのロビーに頼んでかけてもらったが、それでもお金はわりとかかる。
 
 
どこでどう盗まれたのかはわからない。
スキミングには気をつけたつもりだったが、それでも起こってしまったのだ。
 
 
 
おそらくこの金額を請求されることはないのだが、別の問題が。
 
旅の資金はクレカを用いたキャッシングで引き出していたのだが、メインのカードがストップしたことで上限額がかなり下がってしまった。
 
 
 
どう頑張っても生活が成り立たない...旅終了の危機だ。
 
色々準備をして、一年間の休学の意思決定もしたのにこんな理不尽なことで帰国しなくちゃならないのは嫌だった。
 
 
クレジットカードは複数枚用意していたが、リスクヘッジが足りなかったのだろうか?
学生という信用がない身分じゃなければ、こんな状況にはならなかったのでは?
そんな考えても仕方のない思考に頭が埋め尽くされた時もあった。
 
 
 
一度帰って引き出す手段を整えて再開するということも可能なのだが、一度帰国してしまうことで長期間の海外滞在で感じられそうなことが無になってしまいそうでなんとか回避したかった。
 
 
 
最終的にはイタリアで合流する友人に助けてもらうという方法で強制帰国を逃れることができた。
 
 
それでも今手元にある決して多くはない所持金で三週間を生き延びなければならなくなった。十分ピンチだ。
 
 
衣食住全てを平均一日15ドルでまかなう計算だ。
同じ場所に止まるなら全然無理じゃない、でも国を移動しながらは結構キツい。
 
 
 
今思えばこの必要性に迫られたおかげで旅の新しいスタイルを味わえたり、ローカルとの関わりが増えたから一概に悪いとは言えない。
 
 
とりあえずここからしばらくは倹約に一層力を入れて旅をすることになったのだ。
 
結構安いから飲食し放題!ってのがジョージアの醍醐味だと思うので僕は存分に楽しめなかったというわけ。
 
 
 
 

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インドはバラナシで同じ宿に泊まっていたしんぺー(大学休学して世界旅してる)がちょうどトビリシにいるということで合流。
 
 
彼もアジアで散財しすぎて倹約の必要性があったので、二人で貧乏旅を開始!
 
 
まず最初に向かうは天国に最も近い教会と呼ばれている場所があるカズベキ。
 
 
乗合バスで途中見晴らしのいいところに止まってもらいながら進む。
 
 

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これはジョージアとロシアの友好記念碑みたいなもの。
 
今では超仲悪いんだけどね...
(中央アジアがロシア語圏だったのでそのノリでロシア語を少し使ったことがあったのだが、使わない方がいいと忠告された。)
 
 
 
バスに一人日本人女性も乗り合わせていた。彼女もいろんな国を旅している人で、今後のお互いの行き先について情報交換をしながら楽しくお話しした。
 
またモロッコでお会いするかもしれない。
 
 
 
丘の上に教会が建っているとのことで、ちょっとしたトレッキングスタート。
 
登っていくとまた別の日本人に会った。やっぱりジョージア人気が上がってるんだろうな。一緒に登ることに。
 
 
 

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斜度はきつかったがそんなに距離がなかったので1時間くらいで登坂できた。
あいにくの曇天でインスタに載ってたような絶景は拝めなかった。
 

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たくさんのクリスチャンがキリストの絵に恭しく手を触れたり口付けしていた。
 
 
今回の旅では多分初めてのキリスト教国。
僕はどこか場違いなように感じられた。神聖さや西洋の雰囲気が強くて、他の宗教以上に自分が異色に感じてしまうのだ。
 
 
落ち着かなくて、認められていないような、お邪魔させてもらってると強く感じる。
言い表しにくいけどそんな感じがする。
 
日本人は無宗教、もしくは強く信仰しているものが無い人が多い。
その分様々な宗教を客観視できるのは面白いなと旅をしていてよく思う。
 
だんだんこの感覚が変わっていくのも楽しみたい。
 
教会にはそんなことを感じたけれど、現地の人は僕らに興味を持ってくれてる。
 
よく写真を撮ろうと言われて嬉しい。 
 

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スターになったようで満更でもない。同時に隣でも撮影会が。 
 
トビリシ最後は塩ラーメンで。

 

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ファブリカというトビリシで一番イケてるホステルには中庭があっていろんなショップが出店してる。
 

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その一つにラーメン屋があってそこに行ってきた。
無類の麺好きなのでずっと喜んでいた。
 
 
 

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そんなご機嫌だったにも関わらずまたやらかす。どうも僕はついてない。
 
別の店でヒンカリとお酒をいただいたのだが、量が多かったのと疲れとで地下鉄のエスカレーターを上がり切った直後にマーライオン
 
 
海外でやらかしてしまった申し訳ない...水をくれた人、片付けてくれた駅員さんありがとう。
 
もともとお酒は弱いのだが、旅に出てからさらに弱くなっていると感じる。
飲めるとき飲めない時の判断をしっかりするように心がける。
 
 
 
 
明日はトルコとの国境近くの街バトゥミへ人生初ヒッチハイク