国志夢走

Visionを描き、自身の仕事や人生に誇りを持った人であふれ返る国をつくりたい。「みんながプロフェッショナルに出演できる」そんな社会が理想です。

【タンザニア③】世界一綺麗なレストランと海。どうかこのままで...

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ザンジバルQueenのボーカル、フレディマーキュリーの出生地としても有名だ。
特にゆかりのものはないが、フレディマーキュリーアパートという宿の存在は確認できた。
 
ストーンタウン散策二日目、今日も特に目的なく街を散策する。
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宿の寿司パーティは四時からなのでそれまでに戻ると決めて散策。
 
港から離れた海岸を歩くと、遠くに古風な船が見えた。
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パイレーツオブカリビアンみたい。ボヘーっと海を眺めているとローカルが興味ありげに話しかけてくれる。
本土ではうざいなと思っていたが、島に来てからはタンザニア人に好印象だ。
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楽観的でフレンドリーな人当たりはまさにポレポレ。
 
 
宿の寿司パーティは厳密には寿司ではなかった…
まあ期待値低めだったから良しとする。ボウルに酢飯を乗せて、何種類かある具材を適当に乗っけて醤油をかけて食べるというものだ。
 
海産物は唯一タコのぶつ切りだけあり、後は玉子焼きやアボカドなどの野菜だった。
それでも醤油と酢飯の味に飢えていたのですごく美味しく感じた。
 
夕飯はローカルの人向けの屋台へ行った。
これはぱジェ行きのバス停の近くにある。港のあたりの栄えているエリアの屋台は観光客向けで高いので注意。
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ローカルだと焼き鳥が一本25円で食べられる。どことなく東南アジアを彷彿とさせた。
久しぶりに飲んだシュガーケンジュースも絶品だ。
 
 
翌日は島の東側、パジェというところへ行く。
ここでtwitterで知り合ったモカさんと合流する。同じ日にタンザン鉄道に乗る人を探していたらリプライをくれたのだ。
こんなニッチな日程でも旅仲間が見つかるなんて、SNSの凄さを実感した。
 
 
ダラダラを乗り継いで一時間半ほどでぱジェに到着。
着いた途端に大雨が降り出し、びしょ濡れになりながらの宿探しとなった。
 
結局三件またいで、bookingで予約したとこすら手違いのオーバーブッキングという散々な目にあった。
それでもなんとか見つけた宿はかなり良かった。
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海賊の暮らしていそうな建物で、プールも朝食もついている。これぞリゾートだ。
付属のバーでカレーとビールを飲んだ。
 
 
翌日モカさんと合流して、世界一綺麗なレストランと名高いThe Rockへと向かった。
The Rockの方角に走るダラダラを捕まえて、名前をいえば連れて行ってくれる。片道1000シリングだった。
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ストーンタウンとは比べ物にならないほど綺麗な海だ。
その海岸から少し沖へと行ったところに突如としてレストランが現れる。
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狭い岩場めいいっぱいに作られたレストランは、満潮時は渡し船で行くことになるそう。
白い砂浜と綺麗な水色の海、青い空に囲まれる様子はなんとも幻想的だ。
 
ここでの飲食は非常に高いので、見るだけ...またリッチになったら食べさせてもらう。
 
この海の色の正体は水の透明度と水深、そして白い砂浜にあった。
 
実際に泳いで見るとずっと足がつくほどの深さなのだ。そして水が透き通っているので、水面が青に白を混ぜたバスクリンのような色になるというわけだ。
 
沖は海らしい濃い色をしている。
 
 
こんな素敵な日々も終わりが来る。火曜日の列車に向けてあのダルエスサラームに戻らなくてはならないのだ。
 
帰りのフェリーに乗り込んだ時点で既に憂鬱だった。
あぁ、追放されたくない…アダムとイブの気持ちが少し分かったような気がしないでもない。
 
夜7時ごろにダルエスサラームに到着。
すでに少し暗い。全身に気を張りながら、人通りの多い道をゆきまっすぐに前に止まっていた宿YMCAへと急いだ。
 
 
何事もなく宿に着きドミトリー部屋を確保できた。
部屋には先客の日本人が一人いた。僕と同い年で休学して旅をしているという。
 
彼には翌朝タンザン鉄道駅までのUberを呼んでもらった。ありがたい…
翌日にザンジバルに行くそうで、オススメの場所を紹介したりして話が弾んだ。
 
 
ここまでダルエスサラームが怖い怖いと書いてきたが、ちょっとばかし大袈裟なんじゃないかと思う人もいるかもしれない。
 
実際僕も、夜に出歩きさえしなければまあ大丈夫で脅しすぎだななんて思っていた。
だが、後日ザンジバルで話した日本人が白昼堂々タクシー強盗にあったという知らせを聞いた。
 
 
かなり警戒していたが、一瞬の隙を突かれて被害に遭ってしまったそうだ。
僕が今無事なのはたまたまでn=1にすぎない。運が良かっただけかもしれない。
 
この知らせを聞いてより気を引き締めることとなった。
読者で今後ダルエスサラームに行くという方は、どんな理由であれ絶対に流しのタクシーには乗らないでほしい。
 
 
この凶悪都市を無傷で切り抜けることのできた幸運を噛み締めながら、次の国ザンビアへと向かう鉄道を待った。