国志夢走

Visionを描き、自身の仕事や人生に誇りを持った人であふれ返る国をつくりたい。「みんながプロフェッショナルに出演できる」そんな社会が理想です。

【タンザニア②】凶悪都市を抜け出してアフリカの楽園ザンジバルへ

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いつも通り早朝にバスに乗り長時間揺られる1日が始まる。
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次の目的地ダルエスサラームタンザニアの実質首都のようなところ。
法律的にはドドマという都市が首都なのだが、繁栄具合も政府機関も依然としてダルエスサラームに集中しているそうだ。
 
前回も書いた通りこのダルエスサラームは犯罪の多い凶悪都市と呼ばれている。
いくつものブログを読んで被害事例や情報を集めた。
 
読むたびに、ここには行きたくない…そんな気持ちが強くなるばかりだった。
 
それでもなぜこの街へと向かうのか。これには二つの目的がある。
 
一つは次の国、ザンビアに向かう電車タンザン鉄道がダルエスサラームから出発するということ。
これはタンザニア国内の他の都市、例えばムベヤから乗るなどすれば一応回避はできる。
 
だが次の理由、ザンジバル島へ行きたいとなるとこれはもうダルエスサラームに行くしかない。
この都市からザンジバル島へのフェリーが出ているのだ。
 
ダルエスサラームという都市自体には微塵も惹かれていないが、いかざるを得ないというわけだ。
 
 
午後4時45分、ダルエスサラームのバスターミナルに到着。十分明るい、到着時間はいい感じだ。
ここからDartというバスに乗り、市内中心部まで向かう。そこから歩いていくつかピックアップしている安宿へと向かうプランだ。
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この街で特に多い犯罪がタクシー強盗だ。日本ではタクシー運転手が襲われるニュースがあったりするが、この国では逆。乗合タクシーにグルの悪い奴が乗ってきて誘拐される。身ぐるみをはがされATMで上限金額まで下ろされるという極悪非道なものだ。
 
この街ではUberを使わず、流しのタクシーには絶対乗ってはいけないのだ。
 
無事にYMCAという宿に転がり込んだ。もう翌朝までここからは出ないと決めた。
この宿には食堂も売店もついているので幸いお腹が空いても夕食を食べに外に行く必要はない。
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自転車で南アから旅している日本人の方も泊まっていて、お互いの旅の紹介をしあって夕食を終えた。
 
 
翌朝、嫌だけれどやるべきことをやるために外出する。
まずはタンザン鉄道にチケットを買いに行く。駅は少し遠い。Uberを使おうと思ったがなぜかうまく使えない...絶対流しのタクシーは使いたくなかったので、なんとかローカルバスのダラダラでタンザン鉄道行きのものを探し乗車した。
 
 
このダラダラが殺人的な混み具合だった。山手線に押し込まれるかのように詰め込まれる。貴重品をスられないように気を張りながら、降りる場所はまだかも気にするしんどい時間だ。
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排水機能が脆弱で、昨晩の雨で道路は川のようになっていた。
日常茶飯事なようだ。なんともしんどい環境である。
 
少し手前で降ろされ1kmほど歩いて駅舎に到着。
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来週の火曜日の一等席のチケットを無事買うことができた。確か86000シリング。
大急ぎで宿に戻る。チェックアウトの時間が迫っていた。
 
大渋滞にはまり焦りながらもなんとかギリギリ間に合い、宿を出た。
食堂でご飯を済ませる。
フィッシュスープを頼むと予想の斜め上のものが出された(味は悪くなかった)
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これはfish with soupだ…
 
 
すべての荷物を持ってこんどはフェリー乗り場へと向かう。
 
 
ザンジバルに向かうフェリーは2社ある。flying horse社というのが安く、一日一本正午に20$で運んでくれる。もう一社は最安値のエコノミークラスで35$。
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当日の午前11時過ぎに駆け込んだが、なんとflying horseのチケットを入手できた。
そのまますぐフェリーに乗り込み出航した。
 
ローカルの人は18000シリング(約900円)で乗っているので僕ら外国人はVIP席に通される。
チェーンを外して二階に上げてもらうと、快適そうな座席がいくつかある。
 
僕の他に乗客は数人しかおらずエアコンも効いている快適な三時間だ。
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モニターにはターザンが上映されていたがスワヒリ語でよくわからなかった。
 
 
ザンジバル島に行くには同じタンザニアの一部だが、イエローカードもパスポートも必要だ。
しっかりスタンプも押される。
 
元々はタンガニーカザンジバル、別々の国だった歴史も関係しているのだろう。
 
上陸した途端、治安がいいのが空気でわかった。
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ここは確かに楽園だ。ブログ等で調べていて確かにいいとこだと思うけどそんなにいうほどだろうか?と疑問だった。
 
だが来てみてわかる。犯罪に合うリスクに怯えていた生活から一気に夜も出歩ける整った観光地に来れるのだ。楽園と言わずしてなんと言おう。
 
周囲の環境からのgapが楽園さを際立たせるのだ。
港からすぐに広がる石造りの入り組んだ街並みがストーンタウンと呼ばれ、世界遺産に登録されている。
 
ten to tenという宿に2泊することとなった。
 
この宿では日本人大学生がインターンとして働いていて、金曜日には寿司パーティを開いていたり、清掃も行き届いているし綺麗で広いキッチンも使えるというかなり良い宿。
 
ルワンダを出てからはとりあえず寝るだけの安心感に欠ける宿が続いていたから、本当に嬉しかった。
 
荷物をおいてストーンタウンを散策する。どこかインドのバラナシを彷彿とさせる路地だがゴミはそんなにない。
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夜の屋台でザンジバルピザを食べたり、串焼きを食べて晩御飯にした。
 
さあ明日から楽園を堪能だ。