国志夢走

Visionを描き、自身の仕事や人生に誇りを持った人であふれ返る国をつくりたい。「みんながプロフェッショナルに出演できる」そんな社会が理想です。

【モロッコ④】海外で迎える初めての誕生日、友の優しさに触れる。

リアルタイムはビクトリアフォールに行ってます。ザンビア側から滝が流れ込む崖っぷちまで行って泳ぐ、デビルズプールを体感してます!

その様子もまたすぐにお伝えしたいと思います!

 

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マラケシュに戻ってきた僕は、フェズの宿であったカップルの二人と再び合流することができた。
彼らとは実はエッサウィラでも再会していてなんだかんだモロッコで3回もあっている。
 
 
マラケシュ一番の見所はフナマーケットだ。ここはいろんな露店が軒を連ねている巨大なマーケット。
ここは大抵の物は売っていて、タジン鍋が大量に並べられている様子は鮮やかで目を奪う。
夜になるとより賑わいは増して、ランプに火が灯されてなんとも幻想的だ。
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いくつも買いたいものがあったが、世界一周旅行者あるあるで荷物を増やせず買うことはなかった。
いつもいつも冷やかすことしかできなくて申し訳ないなと思う。
 
 
そんなフナ広場で彼らと一緒に夕食をとった後、お祝いにということでビールが飲めるお店へと向かった。奢ってくれるらしい、優しい...
 
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かなりお洒落な内装で、びっくりした。ビールを一杯ずつとタジンを一つ頼んで分けていたのだが、なんと食後にケーキが出てくるサプライズ!
 
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めっちゃ美味しいチョコレートケーキだった。こっそり頼んでくれていたのだ。
異国で迎える誕生日は寂しいだろうと思っていたが、まさかこんなに幸せに過ごせるとは思ってもみなかった。
 
お二人の優しさに感謝して別れを告げた。
時差の関係で前日の夕方6時からすでに何人かからおめでとうとメッセージをもらっていて不思議な感じがしたのをよく覚えている。
 
なんだか誕生日が長くなったような気がして得した気分だ。遠くからお祝いしてくれたみんなに本当に感謝。
 
 
翌日はこれまた別のトルコで一緒にカッパドキアを見た二人と合流した。
彼らとともにサハラ砂漠へと繰り出す予定だった。
 
のだが、僕が突如体調不良に見舞われたので僕だけ残ることとなった。
二人は薬を持って僕の宿まで来てくれた。
 
タイやインドといった旅の初期に出会った彼らともこれ以降はルートが大きく異なるので再会することはないだろう。
 
いつもお別れしてもどこかでどうせまた会うという感じだったから、今回は少し後ろ髪を引かれる別れだった。日本に帰ったら再会しよう。
 
 
マラケシュで養生して、なんとか回復した僕は飛行機に乗るためにワルザザードという街まで向かう。
この街では本当に何もしていない。ただ2日引きこもっていた。
 
ワルザザードまでの旅路は山脈を越えるバス移動。
途中の広大な景色は自分がアフリカ大陸にいることを自覚させてくれる。

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ワルザザードの宿はbookingでは高いとこばかりで、直接値段交渉をして条件の良い部屋を確保した。
二件はしごして、一泊の料金を聞き出して2泊するならいくらになるか?と聞いてみたり、隣はいくらって言ってたんだけど…などと揺さぶって、値切ることができた。
 
 
印象に残っていることとしては、フライトチケットの印刷がある。
コンビニなんていう便利なものは当然ない。海外の田舎だとEチケットの印刷は一苦労だ。
 
ようやくみつけたPCショップもコピーがなぜかできず...しばらくしたらまた戻って来いと言われた。
 
その間にクリーニングの店を見つけて服を洗ってもらったりと、ルワンダ行きの準備を着々と進めていた。
 
コピー屋に戻って、店員の悪戦苦闘の結果なんとか印刷完了。
あまり英語が得意ではなかったのでコミュニケーションは深くないが、すごく親切にしてくれたしフェイスブックも交換した。
たった一枚の印刷なのに時間がかかったから、売上に見合わない労力だろうにそんなことは一切感じさせないやりとりだった。気持ちよく、少し多めにチップのつもりで支払うこととした。
 
 
ロッコからルワンダへの移動は割としんどい。
一旦スペインのマドリードに飛びそこで空港泊。翌朝アムステルダムに行き、そこからルワンダへ飛ぶという大移動だ。
 
ロッコから直接ルワンダに行こうとすると値段が高いので、一度ヨーロッパを挟むのが節約のテクニックだ。
今回のフライト取得でかなり格安航空券を探すのに自信をつけた。
 
 
スペインのマドリード空港はターミナルが四つもあり、その間を無料の送迎バスが運んでくれる。
 
T4のマクドナルドで奮発してビックマックセットを注文。なんとドリンクにビールが選べた。
もちろんビールを選択して、トランジットだけのスペインでもローカルビールを飲むことはできたのだった。
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翌朝は5時半には起きなくてはいけなかった。急遽フライトの変更で、ブリュッセルに行く予定がアムステルダムへ行けとのこと。
これは少し早く起きていなければ確実に気づかないで手遅れになるところだった。
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こんな底辺の眠りすら妨げられるなんて…
 
安いフライトはそれ相応のリスクがあるものだ…
 
アムステルダムからルワンダの便はフランスの航空会社。
ロッコからヨーロッパに戻って物価の高さにクラクラしていた僕はろくに食事をしていなかったので、機内食がやたら美味しく感じた。
 
さすがフランス、飲み物にワインを注文できた。
フランスの赤ワインはさすがうまいな、なんて知ったかをしていた。
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よくよく見ると南アフリカ産だった…奇しくもアフリカ縦断旅最終目的地の味を楽しむこととなった。
 
 
アムステルダムからルワンダまでのフライト時間は14時間。横の席は赤ちゃん連れのお母さん。
その上前日は空港泊でろくに寝れていないということで相当ストレスをためながらの移動となった。
 
 
とはいえ、今まさにサハラ以南のがっつりアフリカな国々への冒険が始まったのだ!