国志夢走

Visionを描き、自身の仕事や人生に誇りを持った人であふれ返る国をつくりたい。「みんながプロフェッショナルに出演できる」そんな社会が理想です。

【タイ⑦】国鉄で日帰りアユタヤ観光

先日二日連続で野犬に追いかけられてから、犬が嫌いな動物ランキングで急上昇
狂犬病は致死率100%、噛まれたらgame overなのでシャレにならない(病院に駆け込めば助かるらしいけどどっちにしろ嫌)
 
 
世界一周をした先輩曰くバンコクの野犬が世界一元気らしいので、この先は何も怖くないはず...
 
 
さて今回の記事は古都アユタヤの観光だ
しばらく滞在していたバンコクと別れを告げ、タイ国鉄を利用してアユタヤへと向かう
 

f:id:naoki9918:20190513184029j:plain

タイ国鉄
だいたい一時間半の短い旅路だ
 
列車は三等車の立ち席、これだと20Bで行ける
阪急だと京都から神戸に行くようなものだからやっぱり安い
 

f:id:naoki9918:20190513184049j:plain

三等車の切符
チケットを握りしめて乗り込む
三等車だけあり、周りは現地の方だらけ
 
氷のボックスを持ってきていて、ぬるくなった飲み物をキンキンに冷やしている
すごく羨ましい…
 

f:id:naoki9918:20190513184129j:plain

世界の車窓からっぽくてテンション上がる
向かいの席のおじさんと話したり、指定席の客が来たら席を立って乗客を観察したり
そんなこんなでアユタヤに到着、だいたい午前10時くらい

f:id:naoki9918:20190513184238j:plain

アユタヤ駅
 
 
 
すぐに駅のそばのレンタルサイクル屋さんで自転車を借り、サイクリングで史跡を巡る

f:id:naoki9918:20190513184340j:plain

一応TREK

50バーツでママチャリも借りれたのだが、結構な距離を走行する予定だったので100バーツでTREKにした

 
 
 
最初に見たのはこれだ

f:id:naoki9918:20190513184506j:plain

菩提樹に包まれたブッダ
写真で目にしたことがある人も多いはず
意外とこじんまりとしているが、周辺にも頭部の破壊された仏像が数多く立ち並んでいて、ビルマ軍の蛮行がありありと伝わってくる

f:id:naoki9918:20190513184714j:plain

頭部のない仏像
 
他にもこんな史跡の数々を巡った
 
 
炎天下で自転車を漕いでいたから、熱中症に気をつけてこまめに水分補給をしたり日陰で休んだりしていた
 
アユタヤの建築物の特徴として赤レンガを積み上げてつくられていることと、アンコールワットを代表とするクメール文化も少し混ざった配置と荘厳さが感じられた

f:id:naoki9918:20190513185002j:plain

f:id:naoki9918:20190513185056j:plain



 
広大な史跡や仏像を見てかつてのアユタヤ王朝の隆盛を感じていた

f:id:naoki9918:20190513185143j:plain

お賽銭がわりに手前の小さな仏像に金箔を貼り付けて功徳を積むそうだ
 
仏教への信仰心は今のタイ人を見ていても随所に感じられ、生活の一部として大きく割かれている要素なのだと思った
 
 
アユタヤはなんか奈良っぽいと感じた
いたるところにアユタヤ朝時代の名残が見られて、すごいんだけどだんだんありがたみがわかんなくなってくる感じ
 
観光資源はたくさんあるが、どうも活かしきれていない感じ(ディスってごめん)が奈良っぽい(僕は好きだけどw)
 
 
最後に向かったのが日本人町

f:id:naoki9918:20190513185408j:plain

アユタヤ王朝から最高位の称号を受けた山田長政が暮らしていた場所だ
少し自転車で行くには遠いが、日本人である以上行かないわけにはと思い向かった
 
どのようにして日本人町が形成されたかのルーツを動画でわかりやすく紹介してくれた
 
 
異国でたくましく生きた先人を知って勇気をもらい帰ろうとした矢先に大雨
時刻は17時半、自転車は19時には返却しなくちゃいけない
 
でも雨は一向に止まない、雷まで落ちる始末
 
困り果てていたところに、館長とおぼしき人がトラックを出して送ってくれるという
本当に神様に見えた…
 
 
スタッフに雨で濡れないようリュックを包んでもらい、自転車を無理やり荷台に乗せて駅まで向かった
 
 
無事返却でき、感謝をして別れた
あとは23時半からチェンマイへと向かう寝台列車を待つために近くの宿でご飯を食べながら仮眠をして過ごす
 
 
今日はかなり自転車を漕いで疲れたが、歴史に触れ人の優しさに触れ幸せな1日だった
 
次はいよいよ憧れの深夜特急寝台列車
言葉の響きだけでワクワクする、寝過ごさないように気をつけよう