国志夢走

Visionを描き、自身の仕事や人生に誇りを持った人であふれ返る国をつくりたい。「みんながプロフェッショナルに出演できる」そんな社会が理想です。

モチベーションは言い訳

モチベーションという言葉をよく耳にする。

日頃活動していてモチベが上がらない、モチベーションマネジメント、モチベ維持などのフレーズをよく聞く。

今回はその"モチベーション"について書く。

 

モチベーションとは?

君のやる気にかまってくれる物好きはそういない

モチベーションとの付き合い方

信用の話

 

 

 

モチベーションとは?

まずはモチベーションとは何かから説明する。

モチベーション

 動機を与えること。動機づけ。
 物事を行うにあたっての、意欲・やる気。または、動因・刺激。「モチベーションが上がらない」「高いモチベーションを維持する」

(デジタル大辞泉より)

 

調べてみるとこのように書かれている。つまりはやる気だ。

 

 

モチベーションはビジネス業界における関心ごとで、数多くのビジネス本が出版されていることでよくわかるだろう。

注目されている一方で、あまりよくない扱われ方を頻繁にされている気がしてならないのだ。

 

 

君のやる気にかまってくれる物好きはそういない

モチベーションは"動機付け"という言葉でも言い表わすことができる。

動機付けは

  • 内発的動機付け:自分自身の興味や関心から自発的に生まれる動機付けのこと
  • 外発的動機付け:評価やインセンティブなどの外部から生まれる動機付けのこと

の二種類に別れる。

 

モチベーションマネジメントというのは他者から内発的動機付けを喚起してもらうか、評価などの外部的動機付けを通してモチベーションを向上させることを意味する。

 

果たしてどれだけの人があなたの"やる気"について関心があるだろうか?

 

もし、今あなたのモチベーションを心配してあれこれしてくれている人がいるとしたらそれはすごく貴重な存在で、そのありがたさを今一度考え直す必要があると思う。

 

はたまた、他者にモチベーションをあげてもらうことが前提になってしまうとだいぶ深刻な状況だと考えたほうがいいだろう。

 

もしあなたが今、誰かのモチベーションをマネジメントしているならばどこに理想を置いているのかは確認してほしい。あなたがすべきことは、モチベーションをうまく引き上げることではなく、自分でモチベーションマネジメントができるようにすることだ。

補助輪の付いた自転車をうまくこげるようにしてもダメなのだ。

 

 

 

モチベーションとの付き合い方

では、モチベーションとどう付き合っていけばいいのか?

  • 自己認知を深めること
  • 左右されないこと

この二つが重要だと考える。

 

自己認知を深めることは当たり前なので手短に。

どんな時に自分はやる気を持てるのか、持てないのかがわかっていれば自分のモチベーションは比較的安定して維持することができるようになるだろう。

 

左右されないこととはどういうことか?図示してみた。

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  左ではなく、右の人になろうということだ。

モチベーションに関係なく一定のパフォーマンスを発揮できるようにすることが何よりも重要だと考える。

右に移るためには、意志ではなく仕組みでコントロールすることが大切だ。

どれだけ頑張ろうと意気込んで決意を固めても、人の意志力には限界がある。そうでなきゃライザップのような会社は成り立たないだろう。自制できないからこそダイエットを専門とする企業がいるのだ。

仕組みの例で有名なことはコミットメントなどが挙げられるだろう。より多くの人に宣言してしまうことで続けることができるようになる。このようにつながりを通して自分の行動を制御することで安定して行動できるはずだ。他にもいろんな手段があるだろうから、自分にあった仕組みを考えてほしい。

 

 

 

信用の話

あなたが急病で病院に行ったとしよう。そこで医師に、今モチベ低いから診察したくないと言われたらどう思うだろうか?

考えられないだろう。モチベーションでによって求められる働きをしないということは極論を言えばこれと同じことだ。プロ意識がない。

あなたはこのような人と付き合いたいと思うだろうか?

モチベーションは言い訳だ。

モチベーションに関係なくプロとしてやるべきことはやる。

そのためには自己認知と意志ではなく仕組みに頼る。

信用の置かれる人であろう。