国志夢走

Visionを描き、自身の仕事や人生に誇りを持った人であふれ返る国をつくりたい。「みんながプロフェッショナルに出演できる」そんな社会が理想です。

原体験が無いことに悩んでいるあなたへ

壮大なVisionを描く人がいる。

 

なんでそんなに頑張れるんだってくらい行動して、世界を驚かす結果を出す人がいる。

起業家のインタビュー記事を見たら、過去に壮絶な原体験があったりする。その原体験から、解決したい社会課題や創りたい世界を持っていたりする。

 

"あなたが社会に対して感じている憤りは何か?感じている使命は何か?”

こんな問いにまっすぐに答えられる人が世の中を創っているのかもしれない。

 

 

 

僕は多分、これまでそこそこ幸せに生きてきた。だから社会に対する憤りや不満なんて正直なかった。でも、社会を変えようと動いているリーダーたちの姿はとても輝いていてただ憧れた。

 

 

僕はだからたまにこう恨み言を言った。

「なんで僕には原体験がないんだ。」

 

 

 

同じようなことに悩んだことがある人はいないだろうか?大多数の人には当てはまるものではないだろうが、一定数は存在していると踏んでいる。

もし命の危機に瀕するような体験があれば、僕は憧れるリーダーみたいになれるんじゃないか?そんなことを思ったことがある。リーダーは原体験をきっかけとして強い使命感を抱いたが、当然見えないたくさんの努力をしているからリーダーたりえている。けど、わかりやすい違いである、原体験を理由にしたくなったのだ。

 

 

 

でも、なんで僕はこんなに原体験がないことを嘆かなくちゃいけないのか。よくよく考えてみると変な話だ。特にいじめにあったこともなく、何不自由ない幸せな家庭で暮らしてこれたこれまでの人生に対して何を嘆く必要があるのか?あぁ、なんで不幸なことが1つもなかったのか...そんな悩みを持たなくちゃいけないなんて絶対におかしい。

 

 

 

 

これから個人の力がどんどん強くなってきて、僕はこうしたいんだという強い思いから起業する人や、社会への怒りを力に変えて活躍していく人が増えてくると思っている。

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このような記事も書かれているから、間違いない。

そうなるとなんで僕は原体験がないのかと悩む人も同時に増えてくるはずだ。

 

 

 

 

僕もその一人だったが、最近は考え方が変わってきてその悩みから抜け出すことができた。これからも増えていくだろう悩める人たちに、少しでも悩まずに済むような考え方を届けたい。

 

 

 

 

僕は最近こう思うのだ。 

原体験から社会を変えようとしている人に憧れたこと、それ自体が原体験。

 

だって今まで幸せに生きてきたことを少し恨んじゃうくらいなんだよ?

それだけ強烈に心を動かされたなら、それは十分に君の原体験だ。

だから、もうそこからはそのどうしようもなく憧れたっていう原体験を胸に頑張って前に進むしかない。君には原体験がある。大丈夫。

 

そんなの屁理屈じゃないかという人もいるかもしれない。でも僕が負けそうになる時、憧れてしまったんだから仕方ないじゃないかと踏ん張りを聞かせる時がある。だから原体験なんだ。そういうことにしとこうよ。

 

 

 

 

他にも、

原体験を大袈裟なものに捉えすぎていて、本当はあるのに気づかない。

 

これも結構あるんじゃないかなと思う。

別に、原体験って不幸なことだけじゃないはずだ。メディアで見かけるリーダーたちは強烈な負の原体験を持っていて、そんな情報ばかりが拡散されたり大きな声を持つから自然と強烈な負の原体験を持ってなくっちゃいけないって思ってしまう。

とても美しい演技を見て感動して、私もそうなりたいとダンサーになる人だっている。幸せや感動っていう正の感情だって原体験になる。

壮大なものじゃなくてもいい。当たり前になってしまった日常の中に、原体験はあるのかもしれない。些細なことだから、原体験なんて呼べない...そんなことを思う必要は全くないのだ。

 

 

原体験なんてきっと後付けだ。なんか知らんけど夢中にしてたら成功した。元をたどってみると、あーきっとこの経験が関係してるんだなって見えてくる。だから元からあるからできるとかできないとかじゃない。それでも気になるなら、ここまで述べた考え方で自分を安心させてあげよう。

 

 

 

 

最後に、

大きな悩みや原体験がないから社会を良くするすごいリーダーにはなれないなんていう世界は間違っている。普通の人でも憧れたなら社会を良くできる人にきっとなれるし、なれないと嫌だ!

 

...ほら、いつの間にか僕も社会に憤りを感じている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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