国志夢走

Visionを描き、自身の仕事や人生に誇りを持った人であふれ返る国をつくりたい。「みんながプロフェッショナルに出演できる」そんな社会が理想です。

3つのロールモデルタイプと活用法

 

はじめに

ロールモデル」という言葉を知っているだろうか?聞いたことはあっても正確な意味がわからないという人もいると思うので先にGoogle先生に聞いた回答をのせる。

 

ロールモデル」とは、自分にとって、具体的な行動や考え方の模範となる人物のこと。 人は誰でも無意識のうちに「あの人のようになりたい」というロールモデルを選び、その影響を受けながら成長するといわれます。

ロールモデルとは - コトバンク

 

調べるとこんな意味らしい。まあなんとなくあってたよ〜って感じだと思う。僕は今回さらに三種類くらいロールモデルを分けることができるのではないかということを伝えていきたい。

 

 

 

 

1.エトスロールモデル

この名称は筆者が勝手につけたもので、実際にあるわけではない(多分)ので悪しからず。対象のいわゆる人間性に対して憧れを抱くパターンだ。あの人のようになりたいと思う時に、成したことではなくあり方が浮かんだらこのタイプのロールモデルだと言える。

 

 

例えば、めっちゃ優しい人がいて僕もこの人みたいに寛大な大人になりたい...っていう感じ。

 

 

エトスロールモデルを持つことで、人はこういう自分でいたいという思いを忘れずに持ち続けて自らのエトスを高めていくことができるだろう。この人!って決めれる人がいない場合も、Aさんのこんな部分、Bさんのこんな部分...といったように一部分を見つけ出して組み合わせてもいいと思う。

 

  

ちなみに僕の場合だと、めちゃくちゃ頭キレキレなのに自由奔放だったり人のこと好きで愛に溢れた人に惹かれる。両刀使いな人に憧れるんだよね。

 

 

キングダムでいうと昌平君みたいな。めちゃ知略に長けた名軍師にも関わらず、武も一級品なんて...かっこよすぎる。

 

 

 

2.レイヤーロールモデル

これはこの人クラスの人物になりたい、といったレベルや場合によっては社会的地位における目標となる人のことを指す。具体的な個人名がでなくとも、これくらいのことができている人でありたい、という基準値に据えることができればとりあえずいい。後々、その「これくらいのこと」をするためにはどうすればいいかを調べていくうちに具体的な個人に行き着くはずだ。

 

 

 

イメージが湧きにくいと思うので具体例を挙げる。野球少年だとしたら、イチローになりたいというのとなんでもいいからプロ野球選手になりたいというのではレベルが違うことがわかるだろう。(どっちにしろ十分すごいとは思うが)

 

 

 

僕の場合だと、行政に意見を求められて国を良くするために見解を伝える機会があるレベルには到達したいと思っている。この場合多分、しがない一会社員じゃあ到底無理だろうし、仮に社長だとしても知名度がある程度あったり今後の国家の抱える課題と関連のある取り組みをしていなければ声がかかることはないであろうことは予想がつく。

 

 

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NewsPicks佐々木さんの著書日本3.0ではこのようなリーダーのレイヤー区分が紹介されていて近しい考え方だと言える。

言葉の定義を紹介しておくと、

・グローバルリーダー(GL):科学者でいうとノーベル賞、スポーツでいうとオリンピックメダリスト、ビジネスだと孫正義クラスの人間のこと

・ナショナルリーダー(NL):日本の代表企業経営者、スタートアップ経営者、医者、弁護士、官僚など

・ローカルリーダー(LL):日本各地で分野のリーダーとして活躍する人(ナショナルリーダーとは優劣は逆転する場合も往々にしてある)、志向性の違いである

・普通の人:国民全員がリーダーやエリートを目指す必要はない。普通の人の幸せのためにリーダーは頑張り、普通の人の存在がリーダーをリーダーたらしめている。普通に働けばワークライフバランスを充実させて幸せを感じられる社会。

 

 

もちろんこのピラミッドでいう上に行くことが是だと言うわけではないが、ざっくり大枠でどんなスケールの人物に行き着きたいのかをイメージしておくことは重要だろう。散歩で富士山に登ろうと思う奴はいないのと一緒だ。

 

 

3.ドメインロールモデル

自分が取り組んでいきたい課題や分野・志が一致、もしくは似通っていて自分の延長線上を走っている先人のことを指す。このタイプのロールモデルは一番参考になると言えるだろう。その人の轍を辿っていつ頃にどんな経験を積んできたのかを知るなどして、経験をトレースすることで追いかけ追い越していく明確な目標になる。

 

 

分野によっては開拓されたばかりで先人がいないこともあるだろう。また、自分の志やドメインが明確に定まっていることがこの手のロールモデルを見つけるための必須条件となるが難解なことだ。ロールモデルを見つけ出すことよりもそっちの方が難しい。

 

 

より具体的に自分のすべきことを見つけられたりアドバイスを得られるので、参考になる度合いはとても高いだろう。

 

 

 

最後に

一口にロールモデルといっても上述したようにいろんなタイプがある。自分が今持っているのはどのタイプのロールモデルなのかを理解して得るべき学びや活かし方を確認しよう。今自分にとって必要なロールモデルはどのタイプなのか考えて探そう。

 

 

ロールモデルは必ずしも必要なわけではないが、見つかることで良いことは必ずある。少しでも誰か読者の思考整理に役立っていれば嬉しい。

 

 

 

 

 

 

 

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